フタバアオイ

フタバアオイ(双葉葵:ウマノスズクサ科の多年草)の花が見頃を迎えてきました。山地の林下に生える多年草で、茎の先端に葉を 2 枚対生するのでこの名前になっています。対生する葉の間から細い茎が伸び、お椀を伏せたような、赤褐色で、直径1cmほどの小さな花が一輪咲きます。別名賀茂葵(カモアオイ)とも呼ばれ、京都賀茂神社の神紋や葵祭りに使われています。皆さんご存知の松平家、徳川家の家紋でもある「三つ葉葵紋」は、このフタバアオイをデザインしたと言われています。松平郷では、東照宮境内地で観察することが出来ます。

花言葉:細やかな愛情