コウヤボウキ(高野箒;キク科の落葉小低木)は、今年伸びた枝先に、小さな白いリボンを束ねたような直径2cmほどの可憐な花を1個つけます。関東地方より西に分布し、松平郷でも山裾などでよく見られます。コウヤボウキの名は、高野山で竹ほうきの代用とした事から付いたと言われます。真言宗総本山の高野山では、弘法大師の願により、柿や桃、竹などは利益につながるとして植栽を禁じられたことから、竹ほうきの代わりにこのコウヤボウキの枝を束ねて使ったことからと言われています。花言葉:働き者、清潔