10月の秋空が晴れわたり、筋雲が心地よく流れる季節になりました。松平郷の野の道を散策中に、アケボノソウ(曙草:リンドウ科の2年草)を見つけました。美しい白い花びらを夜明け前の空の白みになぞらえ、斑点をその空に残る星に見立てて名前が付けられたそうです。黄色い斑点は蜜腺と呼ばれ、ここから甘い蜜が出て昆虫類を呼び、受粉が促されます。北海道から九州まで幅広く分布しているようで、少し高い山地の少し湿った場所や木陰、小川沿いなどで自生しています。
花言葉:今日も元気で。