今日は体育の日、穏やかで暖かな一日になりましたね。
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑:ユリ科の多年草)が花を咲かせてきました。自生は紀伊半島の限られた一部のみといわれ、絶滅危惧種にも指定されているそうです。別名「山里の貴婦人」とも呼ばれ、長く垂れ下がった茎に咲く釣鐘形の黄色い花は、とても上品な雰囲気があります。名前の由来は、自生地の「紀伊」と、「上臈」は江戸幕府の大奥の職名とされ、貴婦人を想わせるその姿からこの名があるようです。特徴であるホトトギスの斑点は、花びらの内側(写真2枚目)に見ることが出来ます。松平郷園地では、開園時に園芸種が天下茶屋近くの小川沿いに数十株植栽されており、間もなく見頃を迎えようとしています。
花言葉:あなたの声が聞きたくて