小さな「ハルトラノオ」の花が咲き始めています。

暦の上では、今日は彼岸の入り。お供えにぼた餅を飾られた家も多いことでしょう。この「ぼた餅」の名は、「牡丹の花」が由来だそうですね。ちなみに秋の「おはぎ」は「萩の花」からだそうです。

ハルトラノオ(春虎の尾:タデ科の多年草)が咲いてきました。茎の高さは5~10センチで、茎の頭に白い小花を穂状に付けます。小花の先の、紅色の葯(やく)をつけたおしべがちょっとお洒落ですね。「トラノオ」と名が付けられている植物はオカトラノオやヌマトラノオなどいくつかありますが、春の訪れと共に咲き始めることから「春」が付けられたそうです。

花言葉:星への願い