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クワガタ見つけた!

クワガタやカブトムシ取りは、遠い昔の思い出になりました。秘密の場所があって、つかんだクワガタなんかの大きさを比べたり相撲をさせて楽しんだものです。今ではホームセンターなんかで売っているので、どんな所に昆虫が住んで居るのか知らない子供も多いかもしれませんね。

写真はノコギリクワガタ(鋸鍬形:クワガタムシ科)のオス。体長は7cm位で比較的大きく、7cmを超えるものは貴重と言われています。メスは小さく、大きくても4cmに満たない程度で、オスのような長いアゴはない。アゴの挟む力はそれほど強くはありませんが、闘争心が強く、カブトムシと闘わせるならノコギリクワガタが一番。長いアゴで相手を挟み、巧みに投げ飛ばす技巧派でもあります。そんなところが昔と変わらず、今でも根強い人気となっているのでしょうね。本来は夜行性なのですが、昼間でもクヌギやコナラ、ミズナラなどの樹液に集まり、吸汁することも多いようです。